第5章 心臓手術・非心臓手術における周術期の抗血栓療法
1. 心臓手術
1.1 CABG 施行前の休薬
- 低用量アスピリン(81〜162mg/日):継続(I)
- P2Y$_{12}$受容体拮抗薬:休薬 (IIa)
- チカグレロル:3日以上
- クロピドグレル:5日以上
- プラスグレル:7日以上
詳細は、P32〜
1.3 CABG を除く心臓手術
CABG に準じる
2. 非心臓手術
2.4 術前の休薬
2.4.1 抗血小板薬
- アスピリン
- 原則:継続(出血リスクを上回る利益をもたらすため)
- 出血リスクが高い手術・周術期血栓リスクが低い患者・出血が重篤な状態を引き起こしうる患者:手術の7日前からのアスピリン休薬を検討
- P2Y$_{12}$受容体拮抗薬:休薬
- 原則
- チカグレロル:3日以上
- クロピドグレル:5日以上
- プラスグレル:7日以上
- 僅かな出血も許容されない手術(脊髄手術や他の脳神経外科手術など)や出血リスクが大きく上回る場合
- 表26 非心臓手術・処置の出血リスク
- 図5 冠動脈疾患患者における非心臓手術施行時の抗血小板薬の休薬
- 図6 待機的手術における抗血小板薬の術前の休薬時期と術後の再開時期
2.4.2 抗凝固薬